自由研究や自主学習のテーマにも!関心の幅が広がるちょっと変わった「図鑑」の紹介#1〜王様のくすり図鑑シリーズ
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夏休みの自由研究や日々の自主学習は、子どもたちが自分で学ぶことを選び、深めていくチャンスです。しかし、なかなかそのテーマを決められないこともあるかもしれません。そんなときは、変わり種の「図鑑」を使って、関心の深いことをまとめてみるのはいかがでしょうか。今回は、「王様のくすり図鑑」シリーズを紹介します。

変わり種図鑑は子どもたちに人気!

最近では、7月に「ざんねんないきもの辞典」が、映画化されました。「ざんねんな」特徴という切り口から、子どもたちも楽しんで読める図鑑になっています。
ほかにも「失敗図鑑」や「算数図鑑」など、普通の図鑑とは着眼点が異なる図鑑がたくさん出てきています。

自学でまとめるのにはピッタリ!王様のくすり図鑑

王様のくすり図鑑のシリーズは「王様のくすり図鑑」「王子様のくすり図鑑」「皇帝の漢方薬図鑑」の3冊が出版されています。著者は、東京大学薬学部出身で、クイズ番組などでも活躍していた木村美紀さんです。
新型コロナウイルスの流行で、ウイルスやワクチン、薬についてニュースで知ることも増えているかもしれません。身近な風邪薬からワクチンなどが擬人化され、特徴などについてわかりやすくまとめられています。また、「薬はなぜ効くのか」などのコラムもあり、薬についてわかりやすくまとめられています。

王様のくすり図鑑


タイトル:王様のくすり図鑑
著者:木村美紀
作画:Hama-House

王様のくすり図鑑」は、男の子が、工場のようになった身体の中を王様に案内してもらい、薬がどこにどのように作用するのか教えてもらうような形で進んでいきます。
キャラクターはかわいげのあるイラストで擬人化されていて、薬の特徴とイラストが連携していて、見た目もわかりやすくなっています。一般的に使われる解熱鎮痛薬、整腸薬などが掲載されており、子どもたちでも聞いたことのあるものが多そうです。

王子様のくすり図鑑


タイトル:王子様のくすり図鑑
著者:木村美紀
作画:松浦聖
臨床アドバイザー:石川洋一(国立成育医療研究センター)

王子様のくすり図鑑」は、王子様が、「子どものくすり」を知るための旅に出ます。薬が魔法使いや騎士などに擬人化されて登場します。病原体は敵キャラクターとして登場、魔法使いや騎士が敵を倒していくようにして進んでいきます。
作画を担当する松浦聖さんは、実際のゲームのキャラクターやモンスターのデザイン、アートディレクターを手掛けているため、この本をパラパラとめくるだけでもゲームの世界に入ったような気分になれます。
王様のくすり図鑑と比べて、子どもに処方される薬が多く紹介されています。大人と子どものくすりの違いや、細菌とウイルスについての説明などもあり、自学や自由研究でまとめるためにも参考になります。

皇帝の漢方薬図鑑


タイトル:皇帝の漢方薬図鑑
著者:木村美紀
作画:三木謙次
臨床アドバイザー:元雄良治(金沢医科大学医学部教授)

皇帝の漢方薬図鑑」は、働き者の女の子が「漢方ってなんだ?」と思うところから始まります。そこに漢方皇帝がやってきて、漢方を基礎から教えてもらうようになっています。
「頭ノ国」「腹ノ国」「総身ノ国」「肌ノ国」「婦人ノ国」「心ノ国」と分かれており、効果のある漢方薬が説明されていきます。こちらも擬人化されており、様々な形のキャラクターで描かれています。写真付きで生薬の説明もされており、調べ学習などに役立ちます。

自学や自由研究の充実は子どもたちの学びを深める!

子どもたちが自分の興味のあるものを見つけることは、学びを深めることに直結しています。面白い切り口でまとめられているものに出会うことが、そのきっかけになるかもしれません。そのために、変わり種の図鑑を利用するのはいかがでしょうか。

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