春休みに読みたい!学校の先生向け書籍紹介!『教師の毎日がはかどる! ゆきこ先生の1分だけ手帳術』
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春休みシーズン、学校の先生方にぜひ読んでいただきたい本をプランプランが独自にご紹介!今回ご紹介する「教師の毎日がはかどる! ゆきこ先生の1分だけ手帳術」は、多忙な教師の働き方改革に役立つアイデアとノウハウが満載の一冊です。適応障害による休職を経験した著者が、手帳や週案、SNSを活用して少しずつ働き方を変えてきた実体験に基づく知見がたっぷり詰め込まれています。

 

『教師の毎日がはかどる! ゆきこ先生の1分だけ手帳術』


タイトル:教師の毎日がはかどる! ゆきこ先生の1分だけ手帳術
著:渡邊 友紀子

発行:学陽書房


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すぐに実践できるちょっとしたテクニックがたくさん

本書の大きな魅力は、すぐに実践できる具体的なテクニックの数々です。例えば、「バッファ時間」や「バッファ日」を設けることで仕事の積み残しをなくしたり、「タイムトラッキング」で作業の効率化を図ったり。たった15分の空き時間を見つけてカフェに入るなど、ちょっとした工夫で自分時間を確保する方法が紹介されています。こうした小さな取り組みの積み重ねが、教師の働き方を大きく変えていくのだなと感じさせられます。

週案の使い方の工夫も

週案の書き方についても、時間割や行事の書き込み方、授業計画の立て方など、具体的なテクニックが満載です。例えば、行事を週案に書き込むだけである程度の見通しが立てられることや、数ヶ月単位の「ざっくりプラン」で授業計画を立てることで失敗が防げるなどといった工夫です。先生方が日々悩んでいる時間割作成も、「順番」を意識するだけでぐんと楽になるとのこと。すべて完璧にというのはハードルが高そうに見えますが、一つ一つの工夫はすぐに始められることばかりです。

予定を書き込むだけじゃない!手帳の活用方法

また、手帳の活用法も多彩です。スケジュール管理はもちろん、「ゆるジャーナリング」でその日の感情を整理したり、定期的に振り返ることで理想の働き方を見つけたりと、手帳から可能性が広がっていくように感じられます。手帳で自分時間を確保している先生へのインタビューもあり、リアルな活用事例が参考になります。さらに、SNSを活用した情報収集や授業準備のコツも紹介されており、スキマ時間を有効活用するのに役立ちそうです。

デジタル派にもアナログ派にもおすすめ!自分の時間をつくる働き方

著者の優しさと経験が詰まった本書は、働き方に悩む多くの先生方に勇気と希望を与えてくれるはずです。新年度を迎えるこの時期にぜひ手に取ってみてください。たった1分の「手帳タイム」から始めれば、きっと教師生活が好転していくことでしょう。アナログ・デジタル派を問わず、すべての先生方におすすめしたい一冊です

参考:『教師の毎日がはかどる! ゆきこ先生の1分だけ手帳術』

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