もし休み時間に地震が起きたら…?防災教育に役立つWebサイト5選【9月1日は防災の日】
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9月1日は、関東大震災が起きた日で、防災の日と決められています。合わせて、8月30日から9月5日までが「防災週間」と定められています。学校では、何か取り組みが予定されていますか。今回は、防災教育に役立つWebサイトをご紹介していきます。

中越防災安全推進機構 防災教育Switch


中越防災安全推進機構 防災教育Switch

教材がとにかく充実しています。授業のアイディア、ワークシート、授業内で活用できる絵本などの資料、学校での実践事例、すぐに参考にできる資料ばかり集められています。津波、地震、洪水、土砂、雪、原子力と分類されており、災害の種類ごとに検索することができるので、参照しやすくなっています。実践例は新潟のものが多いですが、他の地域でも活用できるでしょう。

気象庁 防災教育に使える副教材・副読本ポータル


気象庁 防災教育に使える副教材・副読本ポータル

気象庁のページです。各地の気象台が作成したコンテンツが掲載されています。「お天気カルタ」などのゲーム形式のものから、ワークショップのシナリオや資料など形式は様々。ご自身がお住まいの地域の資料があれば活用しやすいでしょう。

国土交通省 防災教育ポータル


国土交通省 防災教育ポータル
国土交通省の防災教育ポータルは、教員向けのガイドブックや、子どもたちむけの動画教材などが紹介されています。防災カードゲームや、掲示物に活用できるイラストなどもあり、子どもたちの意識を高めやすいものが多く載っています。

消防庁 防災・危機管理eカレッジ


消防庁 防災・危機管理eカレッジ
消防庁の防災・危機管理eカレッジは、子ども向けと一般向けが用意されています。動画は低学年向けとされていて、ふりがなも振られていますが、高学年でも学ぶことができる内容です。

内閣府 TEAM防災ジャパン 防災資料室


内閣府 TEAM防災ジャパン 防災資料室
TEAM防災ジャパンは内閣府が運営しているサイトです。そのうちの、防災資料室は、各地域の防災に関する資料や、ガイドブック、避難行動の判定フローの資料等が掲載されています。子ども向けの資料よりも教員・一般向けの資料が多くなっています。

もし休み時間に地震が発生したら…

ここまで、防災教育に役立つサイトを紹介してきました。学校での「防災教育」といえばはじめに避難訓練が浮かぶのではないかと思います。学校の避難訓練はいつ行われるでしょうか。授業の時間に決められていませんか。もし、休み時間に地震が発生したら…と想定して避難訓練をおこなったことはあるでしょうか。
実際に、休み時間に避難訓練を実施している学校もあるようです。学校通信等でその様子を発信している学校も数多くあります。
学校通信ではありませんが、教育学の分野で大学教授である松井典夫さんがnoteで休み時間に行った避難訓練の様子を投稿されています。

この記事を読むと、子どもたちが「自分で判断して自分の命を守る」ことが非常に重要であることが感じられます。防災教育を避難訓練やその前後の指導だけで行うのではなく、日々の生活の中で「もしここで災害が起きたら」と考えるくせをつけていくことが求められます。子どもたちに教えるために、大人がまずその発想をもつ必要があるかもしれません。

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