キャリア教育に役立つ「お仕事紹介シリーズ」5選
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ITの発達などで社会の変化のスピードがますます速くなり、キャリア教育の重要性が増しています。子どもたちが小学校1年生から記録を残すために、キャリア・パスポートの取り組みが実施されるようにもなりました。職業を知ることだけがキャリア教育ではありませんが、いろいろな職業を知ることが、将来の夢を見つけるきっかけにもつながります。そこで、今回はいろいろな職業について紹介している書籍のシリーズを紹介します。

職業を知ることもキャリア教育のうち!

自分の得意なことや好きなことから、職業を連想して将来の夢を持つ子どもたちも多いでしょう。しかし、職業自体をあまり知らないと、そういった夢を描くこと自体が難しく感じられる場合もあるかもしれません。まず職業を知るためにぴったりな、子どもたちも手に取りやすい書籍のシリーズを紹介します。

ジブン未来図鑑シリーズ(ポプラ社)

もともと「職場体験完全ガイド」というシリーズでしたが、2022年から新しく「ジブン未来図鑑シリーズ」に生まれ変わりました。
職業や仕事を紹介するだけではなく、自分のキャリアをイメージするためのワークシートもついています。表紙のイラストも魅力的で、子どもたちにとって手に取りやすいシリーズです。

ジブン未来図鑑シリーズ(ポプラ社)

なるにはBOOKSシリーズ(ぺりかん社)

ぺりかん社から発行されている「なるにはBOOKS」シリーズは、1993年に発刊され、現在シリーズ150巻以上!
2020年代に入ってからは、「AIエンジニアになるには」「アプリケーションエンジニアになるには」など、新しく登場した仕事についても書籍化されています。別巻として「教育業界で働く」「空港で働く」など業界事情を網羅したものもあります。明確に目的の職業が決まっている場合でも、ぼんやりと業界だけが決まっている場合でも役立てられるシリーズです。

なるにはBOOKSシリーズ(ぺりかん社)

好きな仕事実現シリーズ(学研)

学研の「好きな仕事実現シリーズ」は、「デザインの仕事なり方完全ガイド」や「おもちゃ・ゲームの仕事なり方完全ガイド」など、夢を持ちたくなる領域について、どんな仕事があるか、どんな風になれるのか説明されています。

好きな仕事実現シリーズ(学研)

知りたい!なりたい!職業ガイド(ほるぷ社)

業界ごとに、仕事の様子やその職業につくための方法などを文章と漫画で説明されています。「人々を楽しませる仕事」「動物に関わる仕事」など業界を広めにとらえたタイトルのものもあれば、「伝統工芸に関わる仕事」「土と親しむ仕事」など、ほかのシリーズには少ない切り口のものもあります。調べ学習の入り口などで活用できそうです。

知りたい!なりたい!職業ガイド(ほるぷ社)

農家になろう(農文協)

タイトルそのまま、一軒の農家に密着し、写真とともに農家の仕事を紹介しています。イネ、リンゴ、トマトなど、子どもたちにとっても身近な農作物を扱うことで、農家の仕事について身近に感じられるように工夫されています。

農家になろう(農文協)

キャリア教育をもっと身近に

言葉では難しく聞こえる「キャリア教育」ですが、学校の中だけで行われるものではありません。今回紹介したようなシリーズを手に取るのも大きな一歩です。また、子どもたちが周りにいる身近な大人の人に仕事のことを聞くこともまた別の一歩になるでしょう。身近なところからキャリア教育を広げていくことが大切です。

 

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