映画で知る様々な事例〜教育について考えさせられるドキュメンタリー映画7選
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全国の学校では、様々な教育の実践が行われています。様々な実践例を学ぶために、ドキュメンタリー映画を選んでみてはいかがでしょうか。今回は、教育について考えさせられるドキュメンタリー映画を7つご紹介します。

"自由"な学校「夢見る小学校」

 

楽しくなければ、学校じゃない

宿題がない、テストがない、「先生」がいない。
「きのくに子どもの村学園」の子どもたちは「プロジェクト」とよばれる体験学習の授業を通じて、
自分たちでプロジェクトを運営し自らの頭で考えます。
「楽しくなければ、学校じゃない」と、子どもの村のスタッフは口をそろえます。
キラキラした目で笑顔で学ぶ小学生の姿を見た事がありますか?
学校って、本当はこんなにわくわくする場所だったのです。
学校観が180度変わる”うれしい衝撃の授業風景”をご覧ください。

 

私立学校であるきのくに子どもの村学園(山梨県)を舞台にした映画です。体験活動に重きをおいたカリキュラムですが、私立の一条校です。
映画の中には長野県の公立小学校である伊那小学校なども登場します。
現在も、一部の映画館で上映されています。

詳細は公式サイトから

みんなで一緒に学ぶ「みんなの学校」

 

不登校も特別支援学級もない 同じ教室で一緒に学ぶ
ふつうの公立小学校の みんなが笑顔になる挑戦

大阪市立大空小学校の日常を描いた映画です。地域や保護者もいっしょになって作り上げられた大空小学校の様子を見ることができます。
現在は、自主上映会などで上映されています。
詳細は公式サイトから

High Tech Highの高校生の物語「Most likely to Succeed」


Most Likely To Succeed from Innovation Playlist on Vimeo.

 

「Most Likely to Succeed」 は、「人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって必要な教育とはどのようなものか?」というテーマについて、「学校は創造性を殺しているのか?」TEDトークで著名なケン・ロビンソン卿、カーンアカデミーのサルマン・カーン氏、ハーバード・イノベーション・ラボ所属の、トニー・ワグナー氏などの有識者や多くの学校取材を2年間積み重ねられ制作されたドキュメンタリー作品です。2015年の公開以来、7000以上の学校や図書館、公民館といった公共施設や、SXSW edu を含む教育カンファレンスなどで上映されています。

カリフォルニア州にあるHigh Tech Highという高校に通う二人の学生を追いかけるドキュメンタリーです。
Vimeoでレンタルまたは購入して視聴することができます。また、自主上映会なども行われています。

こどもとおとなの哲学的対話篇「こども哲学〜アーダコーダのじかん〜」

 

「こども哲学〜アーダコーダのじかん〜」2016年1月から12ヶ月間にわたって、こども哲学にとりくんだ4歳から6歳の子どもたちの記録映像です。

NPO法人こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ創設者の川辺洋平さんが、子どもたちと「哲学的対話」に取り組んだ様子をまとめています。
こちらは映画館でも上映されていましたが、youtubeで公開されています。

詳細は公式サイトから

子どもたちは仕事が大好き!「モンテッソーリ 子どもの家」

 

20世紀初頭にマリア・モンテッソーリが考案し多くの著名人が受けた「モンテッソーリ教育」と、その教育法のもとで成長していく子供たちを追ったドキュメンタリー。北フランス・ルーべにあるモンテッソーリ学校の幼児クラスに、2年3か月にわたり密着する。アレクサンドル・ムロが監督と撮影などを手掛け、子供たちが思い思いの教具を使用しながら自由に学ぶ姿を映し出す。

モンテッソーリ教育の現場で育つ子どもたちの様子を撮影したドキュメンタリーです。
youtubeの動画で本編映像が公開されています。

詳細は公式サイトから

幼稚園での"哲学"「小さな哲学者たち」

 

哲学のクラスを設けて考える力を養うユニークな教育方法が採用されているパリ郊外にある幼稚園の活動を追うドキュメンタリー。『イン・マイ・スキン 人には言えない、私が本当にしたいこと』で撮影を務めたピエール・バルジェがカメラを回し、普通の幼稚園では教えない哲学を学ばせることで変化する園児の成長と変化をつぶさに観察する。人種問題や死について語る園児たちの姿に、教育の可能性について再考を迫られる興味深い一作。

幼稚園の子どもたちの哲学のクラスの様子を見ることができます。youtube等では予告編のみ公開されています。DVDの販売もされています。

教科書のない小学校の1年間「あこがれの空の下」

 

何の変哲もない ちいさな小学校。
よくみると 無いものが たくさんあります。

広い校庭もない。チャイムも鳴らない。 いろんな儀式も形式もない。 教科書も使わない。

そして この学校にしかないものも、 たくさんあります。
物怖じしないで発言し  どんなことでも話し合い
活き活きと 自然に伸びゆく子どもたち。
子どもたち 一人ひとりを見つめ、 一緒に歩む先生たち。
みんなを包んで  豊かに流れる時間。

考えてみれば、これって 本来は「あたりまえ」のこと。
「あたりまえ」って  とっても大事。

東京都にある私立和光小学校の1年を追ったドキュメンタリー作品です。
現在は、自主上映会などが行われています。パンプレット等の販売も行われています。

詳しくは公式サイトから

身近な映画から学びを!

今回は、教育に関する映画をご紹介しました。様々な実践例から、取り入れられる部分を少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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