学校教員の働き方改革!Google Keepを活用して紙だらけのデスクを片付ける
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学校ではまだまだ紙での情報共有も多く、デスクが紙だらけになってしまうという先生の話もよく耳にします。必要な時に文書がさっと出せればいいですが、そんな時に限って見当たらず探す羽目に…ということもあるそうです。紙だらけのデスクを片付けるために、GoogleのサービスであるKeepが便利です!活用術をお伝えします。

Google Keepは教員の業務でも使いやすいメモアプリ

スライドやスプレッドシート、jamboardなど、Googleのサービスは、協働学習に活用できるものが多くありますが、今回ご紹介するKeepはメモのサービスです。スマートフォンやタブレット、PCなど使う端末は自由です。
テキスト、写真、手書きメモなどを保存することができます。

教員におすすめの活用術① プリントを撮影&写真としてアップ

プリントで配られた資料は、スマホやタブレットなどで撮影します。両面印刷のものも問題なく、そのまま撮影します。文書形式ではなくポスターのような形でも問題なしです。
撮影した写真を、Google Keepにアップロードしておきます。フォルダ分けなどは必要なく、そのままにしておいて大丈夫です。

教員におすすめの活用術② 文書からテキストを抽出

アップロードしたメモ(写真)から、文字を抽出することができます。
「その他のメニュー」から、「画像から文字を抽出」を選択すると、文書から文字が抽出されて、メモにテキストとして貼り付けられます。文章の中にURLがある場合は、リンク先も簡単に開けるようになります。両面印刷の場合、裏の文字が見えると誤認識されやすいことがあります。とはいえ、縦型の文書を横向きに撮影した写真でも、ポスターやスライドのような形式でも、適切に文章を抽出してくれるので便利です。
また、このテキストはそのままGoogleドキュメントに貼り付けることもできます。プリントに記載されている情報から新たな文書を作成したいときなどに活用することができます。

▲画像から文字を抽出することができる。

 


▲抽出されたテキストにリンクが含まれている場合はハイパーリンクに。

教員におすすめの活用術③ 検索をかけて必要な資料へ

活用術①・②を繰り返し、机上のプリントをKeep上に保管してしまえば、プリントが手元になくてもスマホやタブレットがあれば確認することができますが、必要な書類をただただ探すだけでは、プリントを写真撮影しただけでも同じです。Google Keepに保存するのには意味があります。

Googleは”検索”が得意な会社です。Google Keepのメモももちろん一括で検索することができます。見たい資料のタイトルやキーワードを入力して検索をかければ、一気に検索結果が表示されます。写真で保存するだけではなくて、テキストを抽出できるからこその活用方法です。このようにGoogle Keepに保存しておけば、いちいち紙を探す手間が省けるようになります!


▲「ict」と検索すると、関連する書類が表示される。

学校教員の働き方改革は身近なところから!

Google Keepの活用術についてご紹介しました。Google Keepでメモを保存しておいて、プリントはひとまとめにしておけば片付けも楽になります。必要なくなればメモはアーカイブしておけばOK。万が一再度必要になった場合も、アーカイブからメモを戻すことができるので安心です。紙を探すという時間と手間を排除することも働き方改革の一つです!身近なところから業務を改善していきましょう!

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