GPIOブロックを使えばゲームもつくれちゃう!

GPIOは、他のブロックに比べてかなり拡張的な使い方をすることができます。
今回は、お借りしたキットについていたケーブルと、市販のクリップ、紙コップなどを使って、「ビリビリ迷路」を作ってみました。
回路に電気が通ると音が鳴るようにプログラムして、クリップをスタートからゴールまで通すゲームです。

 

画像にあるとおり、クリップを伸ばした棒からGPIOブロックまで電気が通るようにワイヤーでつないでいます。GPIOブロックのもう一本のケーブルはスタート地点のクリップをはさんでいるので、棒がコースのワイヤーにぶつかると、全体で電気が通り、音が鳴るようになっています。

自由に仕組みを作る楽しさをMESHで実感!

今回は、MESHをご紹介しました。実物のブロックと、タブレットをつなぐことで、おもしろい仕組みをすぐに目の前で形にすることができることがわかりました。画面上の動きだけでなく、実際に音が出たりライトがついたりするので、身の回りのいろいろな物も、プログラムで動いているということを感じられやすくなっています。
今回つくったおもちゃで実際に小学校2年生に遊んでもらったところ、特に説明をしなくても、MESHアプリの画面とブロックを見て、どんどんプログラムを書き換えて自分の好みに組み替えていました。調整しては試し、調整しては試し、と好きなだけ試行錯誤できるので、子どもたちの思考が深まりそうです。
MESHを使えばほかにも、子どもたちの自由な発想を形にすることができます。活用アイディアは、MESHのホームページYoutubeチャンネルで紹介されていますので、ぜひご覧ください。

参考:「MESHをはじめよう」著:萩原 丈博、小林 茂

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