キャリア・パスポートを導入するうえで検討する必要がある課題とは?
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キャリア・パスポートを教育現場に導入することにより、子供の成長に多くの効果が期待できますが、導入にあたっては解決すべき課題もいくつかあります。

これらの課題を一つずつ解決することにより、キャリアパスポートを子供の教育にとってより意義のあるものにすることができるでしょう。ここでは、これらの課題点について詳しく解説します。

キャリア・パスポートに取り組む姿勢の指導

キャリア・パスポートを導入する際の課題点として挙げられるのが、キャリア・パスポートへの取り組み方の指導です。

子供の将来のために、教職員が記入目的を指導しても、子供によって対応に違いがある場合もあります。キャリア・パスポートの重要性を自分で理解して自主的に記入してくれる子供もいる一方で、教職員に言われたから義務として仕方なく行うという子供も少なからず出てくるでしょう。こうした消極的な姿勢を改善させて、より多くの子供が自主的にキャリア・パスポートを記入できるように促すこともこれから教職員が解決していかなければいけない課題です。

正しい自己理解のための指導

キャリア・パスポートを子供に記入させる上で大きな課題となるのが、子供によって異なっている自分自身に対する理解力です。

他人のことは理解できても、自分のことを正確に理解できない人は大人でも珍しくありませんが、子供にとっても自分自身を正確に理解することは非常に難しいことです。ありのままの自分を正確に理解できる能力がないと、キャリア・パスポートを効果的に活用することもできなくなるため、教職員が子供の自己理解を手助けすることも重要な課題の一つです。

考える力を身につけてもらうための課題

考える力を子供にしっかりと身につけさせることも、キャリア・パスポートを導入する上での重要な課題です。

勉強や日ごろの生活態度について子供に自分で記入させても、それらを生かすための考える力がなければ、キャリア・パスポートを書かせている意味も半減してしまいます。日ごろの勉強や生活態度を振り返ることで、将来に向かい計画を立てるときに役立つことを子供に理解してもらうことが、教職員に課せられた課題になります。

教職員のアドバイスに関する課題

キャリア・パスポートを子供に記入させる上で課題の一つとなるのが、キャリア・パスポートに記入する教職員のアドバイスです。

子供が自分自身を正確に分析してキャリア・パスポートに記載しても、それを読んだ教職員のアドバイスが的確でないと指導の効果も十分に現れないことがあります。子供たち一人一人の個性に合わせたきめ細かいアドバイスを記入できる能力が、指導を行う教職員には必要になります。

「プランプラン キャリア・パスポート」を活用しましょう

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